科研費に新種目「国際先導研究」創設国際共同研究を強力に推進若手の長期海外派遣を支援最大5億円を7年間

摘要

日本のトップレベル研究者の国際的なネットワークを強化し、その中でボスドクや博士課程学生が優秀な研究者としてネットワーク構築とキヤリアアップができる仕組みを構築する。文科省は、科学研究費助成事業に新たな研究種目、国際先導研究(仮称)を創設する。最大5億円を7年間(最長10年間)、基金から支出し、トップレベルの研究チームを支援し、同時にポスドク·博士課程学生の長期海外派遣や独立を支援するという、従来の科研費とは異なる取り組みとなっている。概算要求で満額が認められれば15件程度採択できるという。