多層オミックス解析でバイオマーカー開発へ

摘要

ToMMoゲノム解析部円ではゲノムシークエンス解析だけでなく、メタポローム、プロテオームなどを解析する多層オミックス解析を進めている。オミックスドSIPの田S修教授は「現在はフィージビリティ·スタディ(予備的研究:FS)という形で、高精度な解析方法の確立や、解析結果の個人内の変動(環境や行動が及ぼす影響)や集団内の多様性などを明らかにするための研究を来年度来を限度に進めています。現在は、最大50人程度の健常人ボランティアの検体を解析のための試料としていますが、来年度以降は住民コホートおよび三世代コホートの検体(血清、血漿、尿、不死化リンパ球)を用いた解析に入る予定です」と話す。