基礎研究の問題などを議論 超党派議員連盟「科学技術の会」 参院選後初の幹事会開く

摘要

超党派議員連盟「科学技術の会」は、7月の参議院還挙後初の幹事会を8月2日に開催し、20名以上が参加した。科学技術政策における当面の課題などについて意見交換し、日本の基礎研究が抱える問題などについて議論した。次回は、秋の臨時国会に合わせて同会の総会を開く予定だ。会合は同会幹事長の斉藤鉄夫氏(公明党)の司会で進められ、蘭頭では同会の共同代表を務める細田博之氏(自民党)と大畠章宏氏(民主党)があいさつした。細田氏は「いま成長戦略が重要になっているが、科学技術の面で世界をリードするものがなければ、日本の成長など到底ありえないということは誰もが理解していることだと思うので、今後もみんなで協力して進めていきたい」と述べ、引き続き同会活動へ協力するよう出席者に求めた。