「宇宙開発ふりかえる」ホンモノ体感 圧巻の宇宙博2014

摘要

NHKなどは「宇宙博2014-NASA•JAXAの挑戦」を幕張メッセ(千葉巿美浜区)で開催している。会期は9月23日まで。火星で活躍中の探査車•キュリオシティや、国際宇宙ステーション(ISS)に接続しているきぼう日本実験棟の実物大モデルなど、宇宙で活躍する機械の"ホンモノの大きさ"を体感できる。主催者は異なるが月の石の展示などが話題になった宇宙科学博覧会以来、およそ35年ぶりの宇宙に関する大規模博覧会だ。NASAブースは、世界巡回展である「NASA A HUMAN ADVENTURE」から構成されており、マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画、スカイラブ計画、そしてISS計画とつながる米国の宇宙開発の歴史をたどることがでぎる。1950年代の米空軍の高高度用与圧服から各宇宙計画の宇宙服(実物)、米ロの月面探査車(実物大モデル)、アポロ17号が地球帰還時に使ったパラシュート(実物)、スぺースシャトル•アトランティスの前部にあるキャビン(実物大モデル)など約300点を展示しており、圧巻の内容だ。