「橋渡し研究」加速へ文科省新規シーズ42課題決定

摘要

文科省は、橋渡し研究加速ネットワークプログラムの平成26年度新規シーズ課題42件を決定した。基礎研究の成果を実際の医療現場でスムーズに活用する橋渡し研究を推進するため、同省では東大など全国7拠点で平成19年度から5年計画の橋渡し研究支援推進プログラム事業を実施している。平成24年度から、この7拠点を自己収入の確保を促進するなどにより恒久的な橋渡し研究支援拠点として成り立たせるため、橋渡し研究加速ネットワークプログラムを開始し、基盤整備費や研究費支援をしている。拠点のシーズ育成能力強化を目指し、各拠点が支援するシーズの中から、非臨床でのPOC取得および治験届等の提出を目指す医薬品、医療機器の研究課題など(シーズB)、臨床でのPOC取得を目指す臨床研究課題(シーズC)から対象シーズを選定し、費用を拠点に補助する。