中谷医工計測技術振興財団長期大型研究助成を創設第1回目は京大に寄附研究部門設置

摘要

医工計測技術分野へ幅広い助成事業を展開している(公財)中谷医工計測技術振興財団(輕部征夫理事長)は、新たに長期大型研究助成を創設し、第1回の助成 者を田中求氏(独ハイデルベルク大学物理化学研究所教授/京都大学高等研究院客員教授)に決定したと発表した。同助成の受給条件に基づき、京都大学高等研究院に寄附研究部門「医学物理•医工計測グローバル拠点」が設置された。年間最大6千万円、最長5年間(最大で総額3億円)の助成が行われる。同財団はこの長期大型研究助成(年1件)を継続していきたいとしている。継続にあたり、今回は個人の助成としたが、今後は助成対象を大学等研究機関にしていく予定だという。