上野駅BEMSデータを活用したメンテナンスへの取組み

摘要

BEMSを活用することで、エネルギー使用量の把握と性能評価を効果的に行うことができます。ただし実際にエネルギー使用量の適正化を図るためには、分析結果を受けたチューニングを行い、その結果をさらに検証するステップが重要となります。今回の取組みは、エネルギー管理とメンテナンスへ反映するためのPDCAサイクルを回していくためのスタートに当たるものだと考えます。また、蓄積された膨大なデータから、多面的な分析を行うことにより通常の点検では判らない設備不具合を発見することができました。今後は、この取り組みを業務として取り入れることを視野に取組みを深度化していきます。