15000系緩衝器取付け取外し冶具の製作

摘要

2010年に15000系が運用を開始してから約8年が経過し、全般検査での入場は深川工場にとって初めての機会でした。従来の05系などの車両とは車体構造が全く違うため、緩衝器の他にも、検査方法が十分に確立されていない作業や、非効率的で時間を要している作業があるなど、様々な課題を有しています。今回の業務改善活動では、実際に作業にあたる班員を中心としたメンバーで試行錯誤を重ねたことによって、従来の作業から危険や不安を取り除いた上で、より安全かつ迅速な作業を行える体制を確立することができました。今後も15000系の入場が続くため、今回の経験を活かして一つ一つ問題点を解消し、すべての作業においてより安全で確実な作業体制を確立することが出来る様に尽力していこうと思います。