京阪13000系増備で6月に5000系置き換え完了

摘要

京阪電鉄は、安全性とサービス向上施策の一環として京橋駅の1·2番線にホームドアを設け、2021年度内の竣工を予定する。これに備え、2月から6月にかけて13000系を36両増備し、7両編成4本が残る5000系の全車両を順次置き換える。今回の增備は5次車となり、13000系では初めての6両編成を6本配置。既存の4両編成は車番の十位を0代、7両編成は20代で区分していたが、6両編成は30代が付番される。新規の仕様も加わり、戸挟み検知装置のほか乗降ドア鴨居部の各車3か所に、広告用デジタルサイネージと防犯カメラを取り付けている。防犯カメラは京阪の通勤車で初の導入。13000系の5次車は1本目の13031Fが1月中旬から本線試運転を始め、13032Fも1月末までに搬入された。なお、デジタルサイネージは2022年度をめどに13000系の7連7本(一部は暫定的に8連で運用)と、同年度にリニューアルが完了する6000系の全車(8連14本)にも設置される。