わかりやすい継電連動

摘要

MS ℓ RもASRと同様に共用することがあります。理由はASRと同じです。①同時に進路を構成することがないこと。②接近鎖錠の解錠時素が同じであること。③但し、共用は3つの進路までとすること。MS ℓ RはASRと違い、同じ方向の進路でなくても構いません。図6-191は、共用の例です。ここで注意することは、MS ℓ Rを共用しているので、直前でASRの動作接点と落下接点で振り分けることです。また、MS ℓ Rを動作させる前に各ASRの通常解錠条件である第1軌道回路の動作条件を入れることも忘れてはいけません。不用意に解錠動作に移らせないためです。