通信ケーブル仕様に合ったケーブル絶縁監視装靄の開発

摘要

ケーブル絶縁監視装置は、通信ケーブル絶縁状態 を常時監視しており回線不良による輸送障害を事前 に防ぐための監視装置である。従来のケーブル絶縁監視装置は、ラインとアースの入カ2端子となっている。しかし通信ケーブルの 監視回線は、L1·L2·シールドの3線構造となっ ている。そのため通信ケーブル構造と監視装置の仕 様が合っておらず、監視装置のラインに通信ケープ ルのL1とL2を接続しアースにシールドを接続した 場合、通信ケーブルの中間接続されているクロージ ャ内に浸水し絶縁不良が発生してもLI·L2が同電 位のため検知不可能である。また、監視装置のライ ンに通信ケーブルのL1とシールドを接続しアース にL2を接続した場合、クロージャ浸水は検知可能 だが中間の配線箱内での端子絶縁不良が発生した場 合は検知不可能なことが課題である。