高山駅橋上化における電気設備の建物調和に向けた取組みについて

摘要

平成28年10月2日、高山本線高山駅を橋上駅舎として供用開始した。新しい駅舎は地元の木材をふんだんに使用することで、列車を降りたお客様がこの街への期待を膨らませると同時に、ホッとひと息つけるような温かな空間を創るため、周辺環境や建築意匠と電気設備の調和を図った。本稿では高山駅の照明設備をはじめとする電気設備の設計とその施工について紹介する。なお、この橋上駅舎及び自由通路は（ー社）照明学会より平成28年度照明普及赏を受霣した。