米国民生電子業界 13年売上高0.2%増見込む スマホ、タブレットは好調14年は4.5%増予想

摘要

全米家電協会(CEA)は24日、13年の米国の民生電子業界の売上高は前年比0.2%増の2026億ドルにとどまるとの見通しを発表した。上半期の米国の経済成長が当初予想を下回り、下半期も低調が続くと予想されることから、1月に公表した伸び率を3ポイント近く下方修正した。ただ、スマートフォンやタブレットは伸びを維持するほか、オーディオ製品、車載用モバイル機器、超高精細度(UHD)テレビなどに成長が期待でき、14年にほ業界の売上げは前年比4.5%増の2117億ドルに達すると見ている。CEAの最新リポートによると、13年の業界のけん引役はスマホとタブレット。この2製品だけで業界全売上げの32.2%を構成する見通しだ。スマホの販売台数は1億2700万台、売上げは前年比14%増の378億ドル、また、タブレットの販売数は8710万台、売上げは273億ドルを超えるとした。