アップル依存を脱却 新顧客獲得と新事業立ち上げへ

摘要

EMS(電子機器製造受託サービス)世界最大手、合湾の鴻海精密工業(ホンハイ)の郭台銘会長は、6月お日に開催した株主総会で、最大の顧客である米アップルへの依存体質を改め、新たな顧客の獲得と新事業立ち上げに取り組む考えを示した。また、13年の売上げついては、厳しい事業環境が予想されるとしながらも、当初の計画通り前年比15％増を目指すと強調した。同社では、アップル関連事業の売上比率を公表していないが、12年は約1300億ドルの年間売上ばの40-50%を占めたとみられている。13年は、スマートフォン「iphone5」の販売が予想したほど伸びず、1-3月売上げは前年同期比19%減と低迷している。郭会長は収益改善に向け、事業の多角化を図るとともに、自社ブランド製品の販売なども展開していくと発言。