基板外観検査装置を拡充 長尺対応機、3D検査機を発売

摘要

レクザム(大阪市中央区、岡野晋滋社長)は、基板外観検査装置「シャーロック300」シリーズを拡充する。長尺基板対応機や3D検査機を来年4月から順次発売する。同社は、眼科医療用検査機器の開発製造や、電子機器のOEM事業を主としてきたが、12年から基板外観検査装置に本格参入。シャーロック300シリーズとして、セッティングフリー(卓上型)「シャーロック300F」、インライン型「同300I」、コンパクトバッチライン型「同300B」をラインアップした。自社のロボット開発で培われた技術をべースに、X-Y2軸高速メカニズムを搭載し、静かで滑らかな動きを見せる。はんだ検査にはRGB照明による新検査アルゴリズムを採用し、確実な検査が可能だ。