名東ナショナル会(名古屋)が宮城、岩手を視察東北地区PS連合会ヘ支援物資などを贈呈被災地を忘れない

摘要

【仙台】名古屋市東部の家電販売店で組織する名東ナショナル会が被災地復興プロジェクトとして、仙台市青葉区にあるパナソニックの北海道•東北社南東北支社で、東北地区PS連合会の太田好美連合会長に被災地支援物資を贈呈した。宮城県、岩手県の被災地の視察も行い、復興があまり進んでいない現状を確認、支援の継続を確認した。名東ナショナル会には現在、20店が加盟。親睦を図ることを中心に活動を展開し、総会を全国各地で開催している。東日本大震災から2年が過ぎ、被災地も落ち着いたことから、仙台市での開催を決めた。参加したのは、矢形修己会長ら10店11人。初日は仙台空港から宮城県名取市、松島市などの被災地をバスで見学したあと、被災地支援物資贈呈式に臨んだ。贈呈式では、名東ナショナル会の矢形会長が「家電業界は恵まれており、長く経営している店の会員が来ている。50年以上経営してきているが、社会に何かお返しができているかと考えたときに、何もできていない。震災発生時の募金や寄付しかできていなかった。そこで今回の支援物資の贈呈を話し合い、一つの布石になったらありがたいと考えている。これを機会に、情報交換しながらパナソニックグループとして支援を行っていきたい」とあいさつした。