海外のR&D体制増強 ニーズに迅速対応日本と連携で成果へ

摘要

電子部品メーカー各社が海外のR&D(研究開発)•製品設計開発拠点の増強に乗り出している。現地やグローバルの要望に迅速に対応するために生産の海外移管と併せて海外の研究開発、製品設計開発拠点を拡充、新設する動きを加速させている。日本との連携も強め成杲出しを急ぐ。重点3分野中心にTDKは重点3分野(ICT、自動車、産機•エネルギー)を中心とした開発に注力。その中で、グローバルR&Dの体制を整備。「国内においてはコアとなる磁性材料をべースとした素材技術、材料技術開発などの長期テーマを中心に取り組む。海外では素材を生かしたデバイスなどの製品に近い応用開発を実施していく」(斎藤昇常務執行役員)。