SAPジャパン クラウドサービス加速 新規顧客獲得へ パートナーとの連携強化

摘要

SAPジャパンは14年、インメモリー型の高速データ分析基盤「SAP HANA」を軸にした企業のシステム環境の構築支援を強化するとともに、クラウドサービスの展開を加速する。パートナー企業との連携を強化し、新規顧客の獲得を目指すと同時に、中堅中小企業に向けたシステムサービスの提案で顧客の裾野を広げていく。安斎富太郎社長は「顧客、ソリューション製品、。パートナーの三つの分野に焦点を当て、成長を目指す」と話す。14年は、クラウドを前面に出した展開を図るために変革してきた新たな事業構造での展開を加速する。この3年は、売上げと利益の拡大、ERP(統合基幹業務システム)から非ERPへの転換、パートナー事業の拡大を目指しており、安斎社長は「3年で売上げが年平均20%増、ソフト関連は同21%増と拡大できた。クラウドはこの一年で400%増と大きく伸ばせた」とする。