理美容家電事業を拡大 高級機も投入、販売に弾み

摘要

日立リビングサプライが理美容家電の事業を拡大させている。肌の保湿サポート器「ハダクリエ」を中心に販売が伸びており、13年度下期で売上げは2割増で推移。6月頃には、2万-3万円の高級機として新製品を発売し、ラインアップ拡充を推進して販売に弾みをつけていく。同社は08年6月に美容家電に参入し、巿場の拡大ぺースに合わせて事業は右肩上がりで拡大。消費増税前の駆け込み需要も寄与し、想定を5%程度押し上げた。主力は昨年5月に発売したハダクリエシリーズの上位機種「ハダクリエホット&クールCM-N2000」だ。当初、年間5万台の販売計画を立てていたが、今年3月末の時点で7万台に達し、計画を4割上回っている。「差別化ポイントがアピールできている」(同社)と手応えを感じルている。