産業合併買収基金を設立 中国•紫光とTCLが共同

摘要

中国メディアによると、IT大手の紫光集団と家電大手のTCLはこのほど、共同でM&Aを支援する「産業合併買収基金」を設立した。新基金の設立目的は、新たな投資プラットフォームとして両社の関連企業や関連分野および「インダストリー4.0」「中国製造2025」「インターネット+」などの有望分野向けの直接投資や企業買収などに資金提供を行う。発表によると、同基金の初期資金額18億200万元(約310億円)の見通し。紫光集団傘下の紫光清彩とTCL傘下のTCL創投が、各9億元を投入する。