チラシ配りや歩きスマホの注意に必要なロボットの行動モデルある

摘要

国際電気通信基礎技術研究所(ATR)深層インタラクション総合研究所インタラクシヨン科学研究所ヒューマンロボットインタラクション研究室の佐竹聡専任研究員は、街角環境で共生するロボットのインタラクション基盤技術の研究において「ロボットが配るチラシを歩行者に受け取ってもらうために必要なロポットの行動モデルがあること」「ロボットが行う歩きスマホの注意を、人に聞き入れてもらうために必要なロボットの行動モデルがあること」を実証実験で確認した。また、「人の目」が生み出す安心感をロボットに実装することで、人の目がもたらす見守り効果などの安心感をロボットでも得られると見て、店舗で接客するロボットの実証実験を行う準備に入っている。