センシング技術を軸に顧客の現場解決図る

摘要

チノーは、半導体、電子部品、二次電池、先端素材、医療、医薬管理などの新たな成長分野に向けた、特徴あるソリューションの提供に戦略の重点を置いている。豊田三喜男社長は「19年度はグローバルに影響を与えている米中貿易摩擦により、当社も顧客の設備投資先送りなどで売上げが伸び悩んでいる。一方、ここ2、3年開発を進めてきた新製品が市場で高い評価を得ている。IoTでは現場の様々な情報を収集するセンシングが重要になる。センシング技術を軸にして顧客の現場解決に役立つ計測器を提供する」と述べる。