米中貿易摩擦の激化が背景現地の機能拡張事業体制を充実

摘要

日本の電子部品業界は、ASEANでの事業活動を一段と活発化させている。業界のグ口ーバル化ゃボーダーレス化が進む中、電子部品企業にとってASEANは、製造.販売·技術·物流·情報収集などあらゆる面で重要性が増している。ASEAN域内の総人口は6億人を超え、中間層の増大とともに市湯としての魅カも増している。さらに最近は、米中貿易摩擦激化を背景としたASEAN生産シフトの動きも具体化している。各社は、ASEAN工場での増産投資の継続とともに、現地の機能拡張を通じたASEAN事業体制の充実化に努めることで、さらなるビジネス拡大を目指す。