工学とバイオ研究特集に際して

摘要

工学とバイオ研究グループは1999年（平成11年）に発足して，昨年20年を迎えた.第2部（機械•生体系部門）4名，第3部（情報•エレクトロニクス系部門）3名，第4部（物質•環境系部門）11名，第5部（人間•社会系部門)1名，次世代モビリティ研究センター1名，統合バイオメディカルシステム国際研究センター5名，マイクロナノ学際研究センター2名，持続型エネルギー•材料統合研究センター1名，海中観測実装工学研究センター1名，光物質ナノ科学研究センター2名，革新的シミュレーション研究センター3名と，計34名の大所帯になっている.昨今めざましく進んだバイオ研究では，工学者に大きな出番があると捉え，5つのコア研究（1.材料開発，2.デバイス開発，3.測定法開発，4.情報数理技術の開発，5.医学·医療システム開発）を柱として展開し，バイオ分野において必至となる工学技術をほぼ網羅している.