前年同月比で8.7%の増加

摘要

IPC(米国電子回路協会)は、2019年12月における北米プリント基板産業の需給動向を発表した。12月の出荷額は、前年同月比で8.7%の増加で、2019年通期の出荷額累計は、7.8%の増力Dとなった。前月比では、5.2%の増加であった。一方12月の受注額は、前年同月比で8.8%の増加で、通年の受注額累計は、4.8%の増加となった。前月比では、11.5%の二桁増カロとなった。結果として2019年12月におけるB/Bレシオは、前月の1.08から0.01ボイント上昇し、1.09となった。米中の貿易摩擦により、不安定な状況が続いている中、北米のプリント基板産業は、2019年通期の出荷額、受注額ともプラス成長を確保した。2019年は、最後の5ヶ月に出荷が好調であった。さらに12月に受注額が増大していることから、2020年第1四半期まで好調な出荷が継続することが予想される。