モバイルバックホールに対応する最新の光アクセス技術: 進化する次世代PON技術

摘要

次世代PONに関するセッションは、モバックホールと絡めた内容で組まれている。ョーロッパの各国は2020年にかけてモバィルバックホールを意識したアクセス網を計画し、北米ではべライゾンがワイヤレスを100%子会社化した動きもあるので、通信インフラに携わるプレイヤ一はワイヤードとモバイルのマージに関する情報を押さえておく必要が有る。コースリーダーの高橋氏は「モバイル網で求められる光アクセス技術の要綱として、大容量、低コスト、省電力、周波数·時刻同期等があり、モバィル網と固定網の収容はハードルが高い。その実現のため、様々なPON方式や、OFDM、RoFの活用など、多くの方法が提案されており、中でも高速なアクセス網がトレンドになってきている。その動き、最新技術動向に注目し、このセッションを立ち上げた」と話す。 最初の講演では、この分野の先端を走るNTTアクセスサービスシステム研究所より標準化動向が解説されるので、聴講者はトレンドの根幹を理解した上で、各種方式を分析できる。続いては、10G-EPONで注目されているバーストモード技術、最後は次世代モバイルを含めた多種多様なサービスを光アクセス技術でどのように取り込んでいくかが解説される。