視線コミュニケーションのためのぬいぐるみの視線行動の詏計と分析

摘要

本論文では，画像処理による非装着型視線推定から検出されたユーザの視線方向に応じ，共同注視rnとアイコンタクトを段階的に用いながら，視線コミュニケーションにおける振舞いを表すぬいぐるみロボットシrnステムを提案し，視線コミュニケーションモデルに基づいた視線行動の設計を検証·議論する·擬人的媒体の異rnなる視線行動によるユーザの印象や行動への影響を評価した結果，（i）ぬいぐるみの視線行動はユーザの無意識rn的な視線を引き付ける，（ii）ユーザ視線に応じた共同注視行動は自然な印象を与える，（iii）ぬいぐるみのアイコrnンタクト反応はコミュニケーションにおけるユーザの好意を生じさせる，（iv）その好意は，アイコンタクト反応rnに加えて共同注視行動も見せることで更に強まる，という結果がそれぞれ示され，段階的に視線行動を用いた視rn線コミュニケーションモデルの有効性が確認された.