自動車部品の検査に使える内視鏡オリンパスが低価格モデルを発売

摘要

オリンパスは、自動車部品や配管などの内部検査に向く工業用内視鏡「シリーズC」を発売した。スコープ先端にCCDを搭載し、観察画像を液晶モニターで確認するビデオスコープの低価格モデルである。日々、繰り返し実施する単純検査や不定期の簡易検査に必要な機能に特化することで、誰でも簡単に操作できるようにした。自動車部品の製造現場のように多くの作業員が交代で検査する現場では、工業用内視鏡には、高画質であることに加え、作業員が変わってもすぐに規定の検査が行えるように操作を簡単にすることや、繰り返しの検査に対応できる耐久性などが求められる。新製品では、メニューをタツチスクリーンにアイコン表示し、そこから目的のメニューをタップして操作できる。