タワーを支える斜め格子のフレーム隺高を変化させて鉄骨の実閘を統一

摘要

地上部のS(鉄骨)造の架構は、中心に配置した純ラーメン構造のインナーコアと、それを取り囲む3つのタワーで構成している。それぞれのタワーは、斜め格子のダイアゴナル・フレームを用いた構造だ。「外観は中間階が膨らんだ、だ円形状で、ランダムな格子に見えるが、構造的には規則正しい斜め格子になっている」と、構造を担当したアラップ・ジャパンシニア構造エンジニアの南公人氏は説明する。ダイアゴナル・フレームは、幅が24m。平面上はコの字形の断面を持ち、外壁側か4m、倒面側は3．6mピッチでそれぞれ交差部かある。