小田急電鉄下北沢駅

摘要

当駅では、小田急電鉄を事業主体とする複々線化事業と、東京都を事業主体とする連続立体交差事業を一体的に進め、地上にあったホームを地下化し、地上部には新たに駅舎を構築しました。駅舎計画•設計は、「安全な、使いやすい、人にやさしい、環境にやさしい」をテーマに、(1)光や風を感じる柔らかな空間の創出(2)自然エネルギーを活用した環境負荷低減施策(3)子育て世代に配慮したトイレ計画を目指しました。全面ガラス屋根の吹き抜け空間は、自然採光で明るく快適な空間を創出するとともに、一部に太陽光パネルを設置する等、環境負荷を軽減する施策を行っています。また、トイレ計画ではこどもトイレの設置や、男女各個室ブース内にベビーべッド•ベビーチェァを整備する等、利便性向上を図っています。