東海・東南海・南海地震でlも広い地域で津波が襲来

摘要

内閣府を事務局とする「中央防災会議」は，主な災害にrnついて，被害想定や防災計画をとりまとめている。そのうrnち「東海地震」，「東南海・南海地震（連動型）」，および「東rn海・東南海・南海地震（連動型）」の三つのパターンについrnては，2003年に被害想定を発表している。rn想定では，東南海・南海地震，および東海・東南海・南rn海地震がおきると，関東から九州までの広い範囲で震度5rn～7という強いゆれが観測される。また，これらはいずれrnもプレート境界地震であることから．大規模な津波が発生rnすると予測されている。rn現在のところ，想定されている津波の高さは最大で5～rn10メートル。東南海・南海地震の場合は，津波によって約rn4万戸が被害にあう。さらに，≡つの地震が連動した場合，rn津波による死者は最大で約9100人におよぶ。