JR東日本熊谷保線技術センターにおける線路設備モニタリング装置の活用の取組み

摘要

JR東日本では軌道の状態監視，高頻度データの分析による最適保守等を目的に，線路設備モニタリング装置の導入を進め，データ分析を行うシステムを構築し，装置を活用した新たなメンテナンス手法を導入した。当熊谷保線技術センター管内にも線路設備モニタリング装置が導入され，これまでの検測車による年4回の軌道変位の測定から，営業列車での高頻度の測定が可能となり，当保守エリァでは毎日2回程度測定を行っている。そのなかで，本稿では当保線技術センターにおける線路設備モニタリング装置の活用の取組みについて述べる。