守口巿立樟風中学校

摘要

街をっなぐ、街とっながる新たな敷地に2校が統合された中学校である。守口巿では30年ぶりの学校建設であり地域の期待と関心を集めての事業であった。敷地は住宅と町工場が混在する碁盤目状の街区にあり、南北に長い敷地は街を東西に二分する。校舎とアリーナは敷地中央に積層集約し、南側に広く整形なグラウンドを確保した。校舎北側に設けたプロムナードが街をつなぐ。校舎の東端には地域連携を視野に入れ、外から直接入ることが可能な一般開放玄関を設けた。そこから連絡通路、昇降口、メディアセンター、中庭へと空間が連続し、通りからも生徒の活動を垣間見ることができ、街の風景が一変した。