もしも一式戦が〇〇〇だったら……？

摘要

一式戦「隼」　が部隊配備されたのは1941年7月、バトル・オブ・ブリテンの開始は1940年7月からと開きがあるが、ここでは相当数の一式戦がドイツ空軍に加わったとしてシミュレートしてみよう。　まず、史実のバトル・オブ・ブリテンにおけるドイツ軍の敗因のひとつに、主力戦闘機メツサ」ソユミットBfl09Eの航続距離の短さが挙げられる。当時のBfl09Eは560kmしか飛べず、美本土上空では15分から20分間までしか滞空できなかった（E7型以降は落下夕ンクを装着して40分程度に延長）。また、双発戦闘機の訓110はハリケーンやスピットファイアなどの単発戦闘機にはほとんど対抗できず、爆撃機の護衛どころか自分の身を守るだけで精一杯だった。