国内では8年ぶりの新造船所大在工場新設: 世界初のフラッド・ドッキングシステム採用

摘要

南日本造船・大在（おおざい）工場。 日本国内では8年ぶりとなる新造船所 が誕生した。同社はこのはど、大分市 青崎に世界初のフラッド・ドッキング （Flood Docking）システムを採用した 大在工場を建設し、年間8隻の建造が 可能な増産体制を確立した。「弊社を 長年にわたり支えてくださる数多くの 皆さま、また、今回の新プロジェクト 推進に大変お世話になりました皆さま に、多数お集まりいただき、誠にあり がとうございます」。大在工場開所を 記念して開かれた祝賀会であいさつに 立った吉田泰社長の口から最初に出た のは、関係者への感謝の言葉だった。 あいさつの最後は、「新しい南日本造 船への脱皮と将来への飛躍のため、従 業員一同精励・努力いたす所存です」 と締め、多数の出席者を前に、新しい 南日本造船への変身を誓った。