国際コンテナ戦略港湾～阪神港一体運営へ新たな一歩

摘要

昨年8月、阪神執卿戸港、大阪準）が、京浜港（菓京港、川崎港、横浜港）とともに「国際コンテナ戦地港湾」に選定された。しかも、応募した4港湾・地区の中でも最高の評価点を獲得、なかでも、阪神港が提案した「民の視点に立ったコンテナターミナルの経営」が高評価獲得につながった。今後は、両港が連携し北米、欧州といった基幹航路の維持強化や物流コスト削減の更なる低減を目指す。　とりわけ、釜山港をはじめ東南アジア藩港に流出する国内発着のコンテナ貨物を奪還するのが喫緊の課題。そのため、瀬戸内・九州地区からの集荷促進策として内航フィーダー輸送の強化を、訂本海側の貨物には内陸部の拠点となる「インランド・ポート」設置で集荷力を高める考えだ。その上で、コンテナターミナル経営には株式会社化した両港の埠頭公社が民間の経営ノウハウを導入し、釜山港などと競争でき得るコスト、スピード、サービスを捷供する。