英語学・英文学研究の至宝「細江文庫」

摘要

関西大学図書館について　1886（明治19）年11月関西法律学校として開校した関西大学は，「正義を権力から護れ」を建学の精神とし，学理と実際の調和を説いた「学の実化（じつげ）」を教育理念としてきました。「学理と実際との調和」「国際的精神の滴養」「外国語学習の必要」「体育の奨励」という理念は，本学の学風として継承されています。1985（昭和60）年4月に開館した現在の総合図書館は，200万冊を超える蔵書，総面積21，750ポ（甲子園球場グラウンド面積の約1．5倍）を誇る国内では有数の規模の大学図書館です。「図書館は，学術情報の中枢機能を担い，大学が教育及び研究を促進するのに必要な資料を収集，整理，保存及び提供することを目的とする。」と本学図書館規程は定めています。