私立図書館へのノー・サポート，ノー・コントロールの理念のいま: 1950年代の図書館法改正の動きに関連して

摘要

最近の図書館法の改正と私立図書館rn　先の2006（平成18）年6月2日のrn図書館法の改正（法律第50号，施行平rn成20年12月1日）で，公益法人制度のrn見直しにより，（定義）第2条のrn「私立図書館」について，「日本赤十rn字社又は民法第34条の法人の設置すrnる図書館を私立図書館という。」が，rn「日本赤十字社又は一般社団法人若rnしくは一般財団法人の設置する図書rn館を私立図書館という。」と改正さrnれた。これにより，法人格を持っこrnとができた一般社団法人や一般財団rn法人が，私立図書館の設置主体に容rn易になれることになり，多様な私立rn図書館の設立を想定させる。