地域資料をウェブで発信！: 公共図書館におけるデジタルアーカイブの取り組み

摘要

図書館，博物館・美術館，文書館等の文化機関rnにおいて，所蔵資料をデジタル化してインターrnネット等で提供する「デジタルアーカイブ」の取rnり組みが広がりつつあります。rn　活発にデジタルアーカイブ事業を進めている図rn書館の事例は，これからデジタルアーカイブの構rn築を検討する図書館にとって大きなヒントになるrnと思われます。そこで国立国会図書館では，地域rnの貴重な資料や情報をデジタルアーカイブで積極rn的に公開している国内の公共図書館等計23機関をrn対象にした調査を2010年度に実施しました（参考rn事例として，地方自治体が地域振興の観点で行っていrnるデジタルアーカイブの事例3件を含みます。詳細はrn文末の表をご参照ください）。rn　本稿では，この調査結果における各館の取り組rnみについて，提供されているコンテンツ，運営上rnの工夫の二つの観点からご紹介します。