繊維製品の感性計測評価に関する研究

摘要

衣服を着衣する理由の一つは、身体の保護である。設計される衣服が使い手の健康を保持、さらに増進される機能を有することが理想である。衣服の着衣快適性（着心地）は、衣服と人の関係性を明らかにする計測?評価であり、衣服と人が行っている対話を表現する指標を作ることでもある。新生児や脳機能障害者との対話は、言語による対話ではできない。対話する相手の理解には、相手の状態の計測し、その状態を他者にったえる表現方法が必要である。