医用直線加速装置の高エネルギーⅩ線による放射化の解析: 線量測定と被ばく線量の推定

摘要

近年，放射線治療件数は増加傾向にあり，その技rn術は著しく進歩している．正常組織の障害軽減と同時rnに標的容積への線量増加が可能なintensity modulated radiotherapyrn（以下IMRTと記す）についても徐々に普及rnしており，前立腺がんはよい適応症例となっている．rn深部に存在する標的に対してのIMRTは高エネルrnギーのほうが比較的良好な線量分布が得られやすいrnことなどから，10MV 以上の高エネルギーが選択されrnることが多い．当院でも前立腺に対しIMRTを施行rnしており，Ⅹ線エネルギーは18MVを使用している．