上下水道分野の国際貢献における現状と課題について

摘要

石川-昨年シンガポールで開催されたシンガポール国際水週間の話題が、メディアで大きく報道されたことがあります。2025年には、水ビジネスは100兆円を超える産業になると言われています。 しかし残念ながら、わが国は、水処理膜や水処理設備の要素技術は強いが、コンサルティングやO＆M（オペレーションとマネジメント）に関しては弱く、国際水メジャーがその大半を担うのではと報道されておりました。