【アメリカ合衆国•イギリス】曽我健一先生が語る「米英で得た新たな刺激と、土木学生を惹きつけるための教育の未来」

摘要

曽我——父の仕事の関係で幼少の頃計8年ほどアメリカで暮らしていました。その後、小学校から大学院修士まで日本にいました。修士1年の時に留学したいと思ったのは、新しいことを試したいという気持ちからでした。当時は研究のことはあまり分かっていなかったのですが、University of Caplifornia-Berkeley(以下、バークレー校)の先生が書いた論文をたまたま読hで、行くならバークレー校がいいなとは思っていました。応募できる奨学金には全て応募して、最初はロータリー財団のサポートで、当時の指導教官の嘉門雅史先生の勧めもあって、カナダの大学へ行く話もありましたが、やっぱりアメリカの大学に変更できないかと相談しているうちに、村田海外留学奨学会の2年間の奨学金で、バークレー校に行けることに決まりました。振り返ると、修士が終わって、海外で博士課程に進hでもいいhだ、という気持ちにさせてくれた両親に感謝しないといけないと思っています。