葛飾区浸水対応型市街地構想: 水害に強いまちを目指して

摘要

葛飾区は東京の東端に位置し、総面積.4.8m~2に約46万の人々が暮らす住宅・人口が密集した市街地を形成している。東に江戸川、西に荒川、中央に中川、新中川など、大小6河川に囲まれ、軟弱な土砂からなる地層(沖積層)が厚く堆積している。産業の発展に伴い、地下水の汲み上げが盛hに行われ、その結果として区の半分以上が東京湾の満潮時の平均海面より低い、ゼロメートル地帯となっている。