クラシックギターにおける弾弦位置と異弦同音の違いが音色印象に与える影響

摘要

クラシックギターは，演奏音に数種類の音色を持たせることができ，同じ音高であっても弾弦方法を変化させることで多彩な音色を奏でることができる楽器である。ギター演奏には様々な弾弦方法が存在するが,弾弦位置の違いや各弦ごとに音色印象の特徴が異なるとされている。つまり，同じ音高であっても弾く位置や弦の違い（異弦同音）によって音色印象を変化させることができる。