「移行：原子力から再生可能エネルギーへ」の報告

摘要

去る2015年3月27日（金）から29日（日），横浜国立大学教育文化ホールにおいて，JSA創立50周年記念行事•国際シンポジウム「移行：原子力から再生可能エネルギーヘ」がとり行われた.今回の開催にあたっては，INESと共催形式をとりドイツ，アメリカ，韓国から講演者を招聘した.1日目は川崎健氏（国際シンポジウム実行委員長）による開会の辞から始まり，基調講演としてSCHEFFRAN Jürgen氏(INES, University of Hamburg) 「化石火力，原子力から再生可能エネルギーへ—国際安全保障及び国際平和への影響」，米田貢氏（JSA事務局長）「福島原発事故と日本科学者会議の原発即時廃止の決意」が報告された.これを受け講演•パネル「原子力発電と再生可能エネルギーをめぐる国際情勢」（コーディネータ：荻原伸次郎氏（元横浜国立大学），山本富士夫氏（元福井大学））が催された.