国公立試験研究機関問題委員会の最近の活動: 23総学分科会報告

摘要

2020年12月に開催された23総学での分科会「コロナ禍を乗り越えるために国公立試験研究機関·保健所•病院はどうあるべきか」は，国公立試験研究機関問題委員会(国公研委員会)の活動の一環として設置されました.分科会の趣旨は，国立研究所や公立病院，保健所も「行政改革」に翻弄され，コロナ禍の中で期待される役割を果たせない現状を明らかにすることです.パンデミックに対応する行政組織に共通する問題があるという認識から，この分科会では研究機関に限らず公立病院や保健所の実態にも目を向けることとし，4人の演者が報告しました.