CONSIDERATIONS ON THE URBAN FORMATION PROCESS OF THE CAVITE FORTIFIED CITY (PHILIPPINES)

摘要

The fortified city of Cavite, located in Manila Bay, has played a remarkable role in the history of Spanish walled settlements in East Asia. Due to its geographical location and its inner harbor, this small town flourished for more than 200 years as a commercial and military enclave. Unfortunately, Cavite was obliterated by air raids during World War II, and nowadays just some traces of the former city's walls and urban fabric can be seen. In this context, this research aims at clarifying the current state of this fortified city and reconstructing the historical process of its formation and transformation. databases has provided the main chronological periods which have influenced its historical evolution. Also, it identifies the most representative extant structures regarding the fortification system and the urban fabric which it encloses.%和文要約要塞都市である力ビテはマニラ湾に位置し、東アジアにおける スペインの植民地時代の要塞都市の歴史において顕著な役割を果た しました。その地理的な位置とその内陸部の港湾によって、大規模 な船体の固定が可能になったこの小さな町は、商業的および軍事的な地域として200年以上にわたり栄えました。残念なことに、この都市は第二次世界大戦中の空襲によって消 滅し、現在は旧市街の壁や都市構造の痕跡が見られます。ここでは、 この要塞都市の現状を明らかにし、その形成と変容の歴史的プロセ スを再構築することを目的としています。この分野の現状を明らかにするために、2010年に広範なフィールドワークが実施されました。 アーカイブとデータベースからの歴史的地図の分析から、その進化 に影響を与えた重要な歴史的変容が明らかになりました。その結果、 この研究では、力ビテの1659年から現在までの都市形成の過程の 分析が行われています。また、最も代表的な現存する要塞要素と都 市の中にある都市構造を明らかにします。要塞都市であるカビテは、 豊かな都市構造と複雑で広範な防衛システムの両方を取り入れた素 晴らしいアンサンブルであり、マニラの近くのィントラムロス地区 との遺産価値に匹敵します。