傾斜境界を有する二層地盤との連成を考慮した屋根型円筒ラチスシェルの地震応答性状

摘要

一般的な建物の地震応答において，地盤の不均質性にrnよって位相差入力や振幅差が生じることや，地盤と建物rnの相互作用が異なることがわかっている1)。空間構造物rnに関して，熊谷らによる3 次元モデルを用いた不均質地rn盤と建物の連成を考慮した地震応答性状に関する研究rn等，いくつか研究が行われている2)-4)。しかし，傾斜境rn界を有する地盤のモデルでの研究は行われていない。そrnこで本研究では，屋根型円筒ラチスシェルを対象とし，rn傾斜境界を有する二層地盤との連成が構造物の振動特rn性・地震応答性状に与える影響について検討する。