精神科病棟デイルーム内の家具レイアウトに関する介入的調査研究: 精神科病棟のデイルームに関する研究　その2

摘要

以上より、2 つのデイルームにおいて、患者は患者同rn士で一定の距離を取って着座する位置を選択しているこrnとが明らかとなった。しかし、会話は隣合う席で発生すrnる場面が多く、特に回復期エリアではその傾向が強かっrnたことから、患者同士の状況に応じた距離感の調整がでrnきる家具レイアウトが必要であると考えられる。例えば、rn様々な方向から使用できるテーブルや椅子を使用したrnり、家具周辺のスペースにゆとりを持たせて家具の位置rnを変えやすくする等の工夫により、患者の主体的な対人rn距離や向きの調整を可能にできるのではないか。